千葉市 船橋市 精神科 心療内科 北林医院分院

抗精神病薬

いわゆるメジャートランキライザーです。
統合失調症や妄想状態、精神病反応といった精神病状態のほか、うつ病、神経症などでも使用する頻度が高い薬です。
作用としては、
 幻覚や妄想をとる/軽くする
 不安感や興奮状態をおさめる
 意欲を高める
といった、効果があります。
副作用としては、
 眠気
 便秘、口の渇き、立ちくらみ、脈が速くなる、尿が出にくくなるといった自律神経症状
 手が震えたり小刻みで歩くようになるといったパーキンソン症状
などがでる可能性がありますが、下剤や昇圧剤、抗パーキンソン剤といった薬を併用することで、かなりの部分が回避できます。また女性の場合、生理がとまったり乳汁がでたりすることもありますが、気になる人は別の薬剤に変更すればよいと思います。原因薬剤中止後1ヶ月で、生理は通常の状態に戻ります。
主な商品名としては、
 セレネース、コントミン(=ウインタミン)、レボトミン、インプロメン、ドグマチール などがあります。
平成13年2月以降、上記のような副作用の頻度が従来品に比べて大幅に軽減した製品も登場しています。現在の治療現場での主流はこちらになっています。
商品名はリスパダール、セロクエル、ルーラン、ロナセン、ジプレキサ、エビリファイです。うつうつとした気分を持ち上げる作用も併せ持ち、確かに副作用も少ないので、なかなか使いよい薬だと感じています。
 平成28年5月末、さらに体重増加・月経不順のおこりにくいシクレストが発売されました。

神経症やうつ病で使う場合:眠気が強いという副作用を利用して、睡眠導入剤がわりに使用したり、不安感をとる作用が強いことを利用し日中の過度の緊張を緩和するのに使うこともあります。